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「女の子写真」の時代
「女の子写真」の時代
飯沢 耕太郎
エヌティティ出版 2010-02-25


写真集『シャッター&ラヴ』(著者編)では、蜷川実花、長島有里枝ほか、当時一斉に登場してきた1970年前後に生まれた女性写真家たちの作品を取り上げ、大きな反響を呼んだ。著者は、この現象を「女の子写真」の時代ととらえ、これまで「男性原理」を主としてきた写真表現に「女性原理」が登場してきたと見た。「女性原理」の写真には、感覚のひらめきや偶然性のあるスナップショットに特徴があり、「男性原理」の写真に強く現れるペシミズムやニヒリズムではなく、幸福感、肯定感に満ちた写真が多い。
著者は、荒木経惟が切り拓いた写真表現の世界は、「女の子写真」の登場によって、より多彩で個性的になったと考える。ここに新たな「写真時代」の幕が開いた。そして、この傾向は、2007年度に木村伊兵衛賞を受賞し、話題となった梅佳代の世代にまで引き継がれる。
本書では、90年代から00年代にわたる「女の子写真」というムーブメントを批評し、日本の写真史における位置を示す。

■目次
まえがき 「女の子写真」の日々
第1章 「女の子写真」前史――写真史の中の女性写真家
第2章 女性写真家の胎動――1980年代から90年代へ
第3章 ハードウェアの進化
第4章 アラーキーとナン・ゴールディン
第5章 長島有里枝の疾走
第6章 HIROMIX登場!
第7章 『シャッター&ラヴ』の反響
第8章 アーティストとしての女性写真家
第9章 蜷川実花現象
第10章 写真における男性原理と女性原理
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