デジタル一眼で上手に撮影するためのきほんBOOK

デジタル一眼で上手に撮影するためのきほんBOOK
WINDY Co.
毎日コミュニケーションズ 2010-10-27

デジタル一眼をはじめて手にしたときは、写真が写るだけで楽しかった。……けれど、ひととおりのことができるようになると「うまく撮れない」ことが気になってきます。

うまく写真を撮るには、テクニックはもちろん、被写体とどう向き合うかが大事。そこで、本書では、基本的なテクニックをおさえながら、被写体との向き合い方を考えていきます。

「大切なひと」をどう撮るか？
旅先やお散歩で出会ったすてきな瞬間をどう捉えるか？
雑貨や料理をどのようにきれいに撮るか？　……などなど、「ポートレート」「おさんぽ写真」「旅写真」「テーブルフォト」の上達方法を紹介します。

■目次
○これだけは覚えておきたい撮影の基本

カメラとレンズ／撮影モードを選ぶ／露出の原理を学ぶ／
絞りとシャッター速度
・Column　かわいいバッグで持ち運ぶ

○第1章　カメラが楽しくなるヒントと基礎知識

半径3mにもたくさんの被写体！
大切な人を写真に残す
お散歩は発見の連続！
イメージを大きく変える光の向き
天候や時刻で光は変わる
かたい光、やわらかい光
露出補正でイメージどおりに
ハイキーな写真、ローキーな写真
Column　ヒストグラムの見方を覚える
光には色がある
ホワイトバランスを操る
カラーモードや露出補正を
組み合わせて自分だけの色を
絞りでぼけをコントロールする
撮影距離によって変わるぼけ具合
ぼけを活かすピント位置
写真に変化をつける丸ぼけ、前ぼけ
速いシャッターで動きを止める
ぶれを活かして動きを表現する

・Column　その江さん
写真で感動を伝えてほしい

○第2章　大切なひとをおしゃれに撮る

表情と雰囲気のどちらを重視？
構図を工夫する
子どもの表情を正面から写す
親子の手を重ねて家族愛をイメージ
ボールを蹴る瞬間を望遠で狙う
ブランコに近づいて広角レンズで撮る
孫とおじいさんの表情を撮る
友人の結婚式を光を生かして
いちばんきれいに人を撮る
フラッシュを使って簡単ポートレート
遠くからちょっとせつなく
夜景も人物もきれいに
ふんわりした寂寥感で包む
主役でなくても人を感じる
色がないから見えてくるもの
やわらかく、すべてを見せる

・Column　今道しげみさん
曇ってる日に逆光の自然光で

○第3章　お散歩や旅先のすてきな瞬間を残す

シャッターチャンスを捉える
チャンスに強いカメラ設定
野原の花をかわいく撮る
花を大きく撮る
スローシャッターで風を撮る
広い風景を1カットに収める
心動いた風景を切り取る
街角を淡く、ちょっと懐かしい風景
いつもの路をきれいに撮る
色のないショーウインドウ
人情を感じる縁日のおじさんを撮る
街をましかくに撮る
カフェのお気に入りケーキ
単焦点レンズ1本で駆け回る
電柱を水たまりに映し込んで
雨に煙る風景
吸い込まれそうな青空
ぽっかり浮かぶ雲
日の出を清々しく
赤い夕日をより赤く
・Column　レタッチはWebで始めよう

○第4章　雑貨や料理をきれいに撮る
テーブルフォトの撮影セット
ドリンクを涼やかに写す
飲み物の湯気を撮る
ブーケを可愛らしく
一輪挿しをクールに
オムライスをおいしそうに
副菜も入れて食卓感を出す
誕生日のケーキを記憶に残す
午後のティータイムをおしゃれに
木製のおもちゃを温かく
アクセサリーをキラキラに